初めての記事は、大好きな和菓子を紹介します。
あんころ餅の中でも、私が一番大好きなのが「圓八のあんころ」です。

創業元文二年(1737年)の老舗和菓子屋「圓八」
なんと創業は280年も前だそうです。
この頃から変わらぬ味、そして時代が変わってもずっと愛されているあんころです。
あんころ餅についている紙のエピソードによると、最初は天狗に教えてもらったレシピとして作られたのだとか。
なぜだかずっと金沢のお菓子だと思い込んでいましたが、本店は白山市でした。
昔から変わらない美味しいあんころ
竹の皮に包まれた姿は昔から変わりません。

この竹をあけると中には、どどんとこしあんの塊。9個のあんころが一体となった姿で登場します。

このあんこが、上品な甘さで、ものすごくさらりとしていて、すっと口の中で溶けていきます。
あんこからは竹の皮の香がほんのり香ってこれがまた良き。
さっぱりした優しい味のあんこの中に、お餅が埋もれています。
口に含むと、お餅の柔らかさ、さらっとしたあんの食感、そして鼻から抜けるあんこと竹の香が口の中で絶妙なバランスで広がって、幸せに満たされます。シンプルなのに、この全てがなんともいえない唯一無二の味です。

あっさりと食べられてしまうのもあり、いつも9個一気にペロリと食べてしまいます。
日持ちは当日中!
1つ480円で、金沢駅やデパ地下、その他県内もろもろで購入できるのですが、何せ日持ちが当日中。
なので、なかなかお土産に沢山購入して翌日渡す、ということができません。買ったその日に楽しむ生のおやつです。
時々、夕方に行ったらもう売り切れていることも。午前中に買いに行くのが安心です。
販売場所の詳細は、公式サイトでチェックしてみてください。
子どもの頃から変わらぬ味、これからもずっと大好きなあんころです。