6月16日は和菓子の日でした。(そんな日があるのは、今年初めて知ったのですが。)
せっかく知ったのだから、和菓子を食べようと思い買い物に出かけました。
和菓子コーナーを色々楽しく見るものの、目にとまったのは6月の美しい上生菓子たち。越山甘清堂の前で、思わず目を奪われ…この3つを購入しちゃいました。

越山甘清堂について
金沢市民の私にとって、日々の生活と共にあるくらい身近な和菓子屋さんの一つです。
その創業は明治21年、越山弥八が金沢市安江町にて創業し、戦前は主に甘納豆の製造、販売を行っていました。
戦後はお饅頭やお餅などの生菓子を中心に製造。
そこから時代とともに変化もしながら、現在では金沢市内に本店を含め7店舗、サテライト1店舗を構えています。
金沢市の尾張町にはCafeKanというおしゃれカフェも出来ました。
季節とともに、色々な和菓子を販売している越山さん。
私は春限定のいちご大福が大好きです。
それから大きいサイズの焼きまんじゅうなどなど、好きなお菓子は色々あります。
越山甘清堂の公式サイトはこちら
6月の上生菓子
本日いただいたのは、とっても美しい上生菓子。
まず、きらきらしているのがあじさい。

ちょっと濡れているように見える感じが、梅雨時に咲いている紫陽花を表現しているようですね。
次に、若鮎。

鮎が泳いでいて、水を表現するような水色のラインと透明のキラキラがひとつぶ。とっても綺麗です。見た目にも涼し気で、初夏の雰囲気を感じます。
そして、河原なでしこ。

ピンクの可愛いはなびらがひとひら。撫子は夏の花なんですね。
急にとっても暑くなったのもあって、お菓子からも、夏を感じて涼し気な気持ちにもさせてもらいました。
いっつも上生菓子をいただくとき、芸術的で食べるのが勿体ないわ~と思います。
それも含めて贅沢な時間ですね。せっかくなので、以前いただいた宇治の玉露とともにゆっくりといただきました。
上品な練り切りの甘さ。和菓子の日、幸せなお茶タイムを過ごしました。